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【2013年4月】・スマホに負けた?〜 ・“芳香”でも“消臭”でもなく〜 ・毎日のことだから〜

スマホに負けた? いえいえ、まだまだ元気です、「ガラケー(従来型携帯)」市場。

 スマートフォン(以下、スマホ)全盛のいま。もはやスマホを持っていない人は、現代人にあらず、というほどの勢い? そんな中、いつの間にか、従来型携帯電話を、「ガラパゴスケータイ(ガラケー)」などと呼ぶことも定着してしまったようです。外部から閉ざされた場所である故に、生物が独自の進化を遂げたとされるガラパゴス諸島。高機能でありながら、あまりに独自色が強すぎたために、外の世界、つまり世界市場から閉ざされた環境で生まれ育ったケータイが、「ガラケー」というわけです。

 しかし、世界市場的に孤立しているからといって、端末としての機能が劣っている、というわけでは決してありません。ワンセグ、おサイフケータイ、生体認証、メガピクセルカメラ、赤外線通信などといった日本仕様の独自機能が盛り込まれた「ガラケー」には、中高年層を中心とした固定ファンがしっかりとつき、根強い需要を支えています。事実、2012年度の携帯電話の国内総出荷台数予測、約4,200万台のうち、「ガラケー」は約26%、1,000万台強と健闘しているのです。その最大の魅力は、シンプルな機能と使いやすさ。スマホのような多機能は必要ないし、よく使うアプリは限られているので…それなら「ガラケー」で充分、というわけです。さらに利用料金の割安さも、「ガラケー」の大きなメリットです。
 スマホに興味はあっても切り替えに躊躇している人は、スマホの機能を使いこなす自信がないという不安や高い利用料金が負担といった経済性を挙げています。最近では、スマホ利用者の中にも、操作が馴染めないと、再び「ガラケー」に戻るケースが少なくないとか。

 各社は、「ガラケー」利用者の声を反映し、従来機種を少しずつ進化させながら新製品を投入しています。
 昨冬、[NTTドコモ]から発売された新モデルは、業界初となる“フェイスブック”のアプリを搭載。また、操作ボタンを盛り上げて押しやすくした“アークリッジキー”や、機能ごとに利用を制限できる“親子モード”も採用しました(シャープ製SH-03E)。  ソフトバンクも今年、主力の「パントン」シリーズ初となる防水・防塵機能採用の「パントンウォータープルーフ202SH」を投入。
 [KDDI(au)]の「マモリーノ3」は、地震・津波警報や避難情報などが受信できる災害対応機能をレベルアップしています。

 今後、スマホは確実に普及が続き、「ガラケー」とは比べようのないほど大きな市場規模となることが予想されます。しかしそれでも、「ガラケー」がなくなることはないでしょう。それを裏付けるかのように、通信・端末メーカー各社では、一定の需要が見込まれる限り、「ガラケー」の開発を継続し続けるという方針を打ち出しています。

※参考:
NTTドコモ    http://www.nttdocomo.co.jp/
ソフトバンク  http://mb.softbank.jp/
KDDI http://www.kddi.com/
総務省      http://www.soumu.go.jp/
日経産業新聞(2013年1月18日付)

“芳香”でも“消臭”でもなく、臭いを発生させないという発想。

 正確な数値的データの裏付けこそありませんが、私たち日本人の“清潔”への意識の高さは、きっと世界でもトップクラスではないでしょうか。繊細でキレイ好きの国民性は、近年、とくに嗅覚の分野に向かっているようです。
 2012年、国内の室内用芳香・消臭剤市場規模は、11年比0.3%増の見込み。内実は、脱臭より香りを楽しむという“アロマ志向”の傾向が見られます。しかし、より臭いに敏感な人は、不快な臭いを一時的に香りでカムフラージュするだけでは満足しません。壁紙や床などに、悪臭の素が染みつくことをできるだけ防ごうというニーズが高まっています。

 [LIXIL(リクシル)]の内装建材「エコカラット」シリーズの「エアリオ」は、空気がこもりがちな狭い水回り空間の洗面所、トイレをはじめ、脱衣所、玄関などで臭い低減機能を発揮するセラミックスの壁面パネルです。ペット臭や生ゴミの腐敗臭、トイレのアンモニア臭など、不快な臭い成分を吸着し、100%近く軽減します。2層構造の表面には無数の微細な穴が開いており、大きな水滴や汚れは通さずにはじき、粒子の細かい湿気だけを通して吸収。この穴が湿気を吸ったり放出したりしながら湿気を調整することで結露を防ぎ、その結果、悪臭の要因となるカビの発生を抑えるという仕組みです。
 このシリーズは、「(社)日本建材・住宅設備産業協会」より、国内初の「調湿建材」に認定されています。価格は、1平方メートル当たり7,035円(施工費別)。

 昨年9月、業界初の商品として登場したのは、レンジフード国内トップクラスメーカー[富士工業]の、煙を吸い取るダイニングライト「クーキレイ」。セードと蛍光灯と換気機能が一体となった天吊式照明です。調理時に発生する空気を本体下部のファンで吸い上げ、独自開発の4層フィルターで脱臭・脱煙・脱油。悪臭が家の中にこびりつく前に取り去ろうというユニークな照明器具で、ろ過されたクリーンな空気が、上部のファンから放出されます。価格は、77,700円〜94,500円。

 単に悪臭を消すのではなく、臭いそのものを発生させたくないと、消費者の望むハードルはますます高くなりそうな気運。しかし、消臭機能商品を送り出す様々な分野のメーカーにとっては、まさに腕のみせどころ、需要拡大の絶好の商機といえそうです。

※参考:
リクシル    http://ecocarat.jp/
富士工業    http://www.fjic.co.jp/
住友スリーエム http://www.mmm.co.jp/
日経産業新聞(2013年1月16日付)

毎日のことだから----「糖尿病関連機器・サービス」の需要は、切実です。

 欧米型食生活の浸透や運動不足、社会的ストレスの増大などにより、“生活習慣病”の患者数は年々増加の一途をたどっています。中でも、生活習慣が主な原因とされる糖尿病の増加は顕著で、厚生労働省の推定によると、その“予備軍”を含めた潜在患者数は2,000万人を超えるといわれています。
 糖尿病患者は、食事やインスリン投与の量を調整するために、一日に数回、血糖値を自分で測定する必要があります。指先に小さな針で微量の血液を試験紙に付着させて行います。医療機器メーカー各社は、患者の毎日の測定作業の手間を少しでも軽減しようと、“使いやすさ”にこだわった血糖測定器の開発にしのぎを削っています。

 [ロシュ・ダイアグノスティックス]から昨年11月に発売された、次世代自己血糖測定器「アキュチェックモバイル」は、測定器と針と試験紙を一体化し、測定操作の大半を自動化した画期的なもの。50回分の試験紙を収納したテープカセット式を採用。また、針は6回分6本を収納したドラム式を採用するなど、これまでの機器のように測定の度に針や試験紙をセットしたり廃棄したりという手間がなくなり、測定時間が約5秒と、大幅に短縮されました。価格は、19,500円(48回分の針を含む)。
 一日に数回、自分でインスリンを注射する必要のある患者に、その痛みをより感じにくくするために開発されたのが、[テルモ]の注射針「ナノパスニードル2」(70本入り/2,100円)。世界で最も細い、直径0.18mmを実現しました。皮膚への挿入をスムーズにするため、独自の“アシンメトリーエッジ(非対称刃面構造)”を採用し、針を突き刺すのではなく、鋭い刃先で小さく切るような感じに工夫が施されています。
 血糖値をスマホで記録・管理できる、無料アプリの提供を始めたメーカーもあります。京都の検査機器・診断薬メーカー[アークレイ]の「スマートe-SMBG」です。血糖値の変動と、食事(スマホで撮影)や運動(歩数)などのデータが画面でひと目でわかり、いつでもどこでも気軽に記録&チェックができる自己管理サポートサービスです。

 糖尿病が強く疑われる人、可能性が否定できない人の4割近くは治療を受けたことがなく、きちんと血糖測定している人は、潜在患者2,000万人のうちのたった5%弱、90万人程度しかいないという統計があります。この現状、手軽に血糖値管理ができる機器やサービスの出現で、少しは改善されるのでしょうか。

※参考:
ロシュ・ダイアグノスティックス http://www.roche-diagnostics.jp/
テルモ     http://www.terumo.co.jp/
アークレイ   http://www.arkray.co.jp/
日経産業新聞(2013年1月17日付)

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