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【2013年3月】・新たな集客の仕掛け〜 ・自分の時間を〜 ・病院内にカフェを〜

新たな集客の仕掛けに。感動の体感型映像技術「プロジェクションマッピング」。

 昨年9月に催された東京駅リニューアルイベントで、赤レンガ駅舎のスクリーンに映し出された不思議な映像に多くの人が感動し、一挙に注目を集めることとなりました。あたかも、建物自体が動いているかのように見えたり、まったく別の物になったかのように見える特殊な視覚効果を生む最新鋭の映像表現技術、それがいま話題の「プロジェクションマッピング」(または「3Dプロジェクションマッピング」)です。

 制作したCG画像を建築物などの立体面に合わせてプロジェクターで投影するという、リアル(実物)とバーチャル(映像)をシンクロさせる手法で、「マッピング」には、映像を投影対象物に正確に当てる、貼り付けるという意味があります。

 ちなみに、前述のイベント「TOKYO STATION VISION」を手がけたのは[NHKエンタープライズ]。高さ30m、幅120mの巨大スクリーンに高精細フルCG画像を映し出すために使用された超高輝度プロジェクターの数、46台。80m離れたところから、人の目で確認・調整しながらコンピューター操作で画像の重なる部分の位置のズレなどを補正しながら投影画像を仕上げていきます。10分ほどの上映で制作費は約1億円。すべてが国内史上最大規模のイベントとなりました。

 この最新の映像表現は、屋内でも威力を発揮します。屋内型テーマパーク「東京ジョイポリス」(セガ)では、デジタルとリアルの融合、“デジタリアル”と名付けた非日常的なエンタテイメント空間を創出するためにこの技術を導入し、新たな顧客獲得を目指します。

 他には、ロンドン五輪の開会式、NHK杯フィギュアスケート競技大会(2012年)、東京スカイツリー(イーストタワーのガラス面)、成蹊学園(創立100周年学園祭)、二条城、太陽の塔、長崎ハウステンボス、Perfumeのライブ、新車発表会などにこの技術が活用されています。

 ヨーロッパで、白くて大きな教会の壁にプロジェクターで映し出したことが起源とされ、専用のメガネといった特別なアイテムも不要で、日常生活の場を、あっという間に幻想的な非日常空間へと包み込んでしまう「プロジェクションマッピング」の世界。5年後には現在の10倍以上の発展が予想されるなど、新たな集客の道具としていっそう大きな期待が寄せられています。

※参考:
NHKエンタープライズ    http://www.nhk-ep.co.jp/
東京ジョイポリス       http://tokyo-joypolis.com/
日経産業新聞(2012年12月14日付)

自分の時間をつくるためなら積極的に利用します、「家事代行サービス」。

 テレビドラマ「家政婦のミタ」が話題になりましたが、現実の世界でも、掃除・洗濯・炊事などの「家事代行サービス」の需要が着実に広がりを見せています。背景には、高齢化の進行、単身世帯や共働き世帯の増加、女性の社会進出といった要因に加え、マスコミ、口コミなどによるここ数年の急激な認知度の高まり、さらに異業種からの新規参入を含めた事業者の増加などが挙げられます。

 ここにきて、利用する側に、世代的なある特徴が見られます。それは特に団塊を中心とした60〜65歳の女性と、その予備軍の50代女性の間で、「家事代行サービス」を積極的に利用しようという傾向が顕著なことです。ある調査によると、「家の掃除が面倒くさい」という人が、60代以上で5割近く、50代前半では6割強に達しています。実際の利用者はまだ少ないものの、「今後、利用してみたい」という人は、どの世代も3割を超えています。その根底には、「自分のやりたいことに時間を使いたい」「しなければならない家事はプロにまかせて、有意義に過ごすための時間を創り出したい」といった、彼女たち世代の生活価値観を明確に見てとることができます。

 そこで各社は、価格とサービスの両面で、彼女たちを中心とした幅広いニーズに応えるべく、様々な独自色を打ち出して顧客の獲得に挑みます。

 [パソナソーシング]の代行サービスは、「家ごとコンシェルジュ」。料理や洗濯、掃除といった家事代行と高齢者の夜間見守りや外出付き添いを組み合わせて提供されるもので、1回3時間以上の利用で、1時間3,675円から。

 家事代行大手の[ベアーズ]は、企業と契約した場合、その企業の従業員は同社の代行サービスが割引で受けられるというシステムを導入しています。

 業界トップの[ダスキン]の「家事おてつだいサービス」は、一般的な家事に加え、アイロンがけ、布団干し、買い物など、炊事関係やベビー&ペットシッターなどを除いた多岐に渡っています。料金はエリアにより異なりますが、週1回2時間で5,250円〜8,400円。

 ユニークな試みとしては、賃貸仲介事業の[ハウスコム]と家事代行サービスの[長谷川興産]が業務提携し、賃貸契約すると、特別価格で家事代行やハウスクリーニングなどの“メイドサービス”が受けられるという特典を今年1月より始めています。

 また、 [ビックカメラ]で販売中の「家事玄人(かじくらうど)」シリーズは、ボックスの中に家事代行サービスの申し込みチケットが入っていて、1万2,600円。「お掃除セレクトパック」など7種類揃っていて、誕生日や母の日などのギフトとしても好評です。

 利用を希望しながらもまだ利用経験がないという潜在顧客が、利用している人の10倍近くもいるといわれています。子育て終了世代の家事省力化ニーズが、この市場をけん引し、さらに拡大させる原動力となりそうです。

※参考:
パソナソーシング     http://www.pasona-src.co.jp/
ベアーズ          http://www.happy-bears.com/
ダスキン          http://www.duskin.jp/
ハウスコム         http://www.housecom.jp/
長谷川興産         http://www.hasekou.com/
ビックカメラ        http://www.biccamera.com/
総務省統計局       http://www.stat.go.jp/
日経MJ(2012年12月19日付)

病院内にカフェを。みんなに“おいしい”話です。

 「ドトール」「スターバックス」「タリーズ」といった、カフェチェーン大手御三家の“コーヒー戦争”は年々激しさを増し、味のみならず、店舗開発に関しても、もはや街なかでの独立した路面店立地は飽和状態。各社は、集客が望める新しい立地を求め、熾烈な陣取り合戦をくり広げています。

 例えば、空港、駅構内、高速道路サービス&パーキングエリア、大学構内、自動車ショールーム、ガソリンスタンド、書店や銀行、旅行代理店などのインストアショップ、企業内食堂など、まさに“ゲリラ的”とも言うべき出店攻勢をかけています。最近では特に、病院などの医療施設への出店が注目されています。この動き自体は目新しいものではなく、1999年、昭和大学病院内に「ドトールコーヒーショップ」が先陣を切ったのを皮切りに、5年後の2004年に「タリーズ」が好仁会東大病院に、次いで2005年には順天堂大学医院内に「スターバックス」が、それぞれ「院内カフェ」の1号店として登場しており、ここにきて各社、再び病院内出店へ熱を帯びてきたということです。

 誘致する病院側、テナントとして入るカフェ側、“経営”という観点で見ると双方ともに大きなメリットがあります。

 まず病院側。厳しい経営環境下で生き残るためには、施設やサービスの質の向上が求められる昨今。院内の飲食・物販店が、これまでのように関連企業が独占的に運営する旧態然としたままでは、利用者に“選ばれる病院”にはなり得ません。ナショナルチェーンのカフェが入ることで、テナント料が得られると同時に、来院者へのサービスとして、さらには職員の福利厚生にもなるという利点があります。

 一方、カフェ側としては、天候に左右されがちな路面店と比べ、集客数に変動が少なく安定した収益が約束されること。さらに、客単価が高いこと。長い待ち時間や入院中の患者など、自ずと時間に余裕のある人が多いため、ドリンクと一緒にフードメニューを買い求める比率が他立地より高いといいます(お見舞いで患者さんへのお土産も多いとか)。また、小スペースで出店できるので低コスト。テナント料も他立地に比べると安め。当然、院内での直接的な“競合”もなしと、いいことずくめです。

 病院内でありながら病院ではないような不思議な空間、「院内カフェ」。カフェチェーンと病院、共に思惑が一致して、互いに“一石なん鳥”もの効果を生んでいる現実を見ると、この動き、御三家チェーンのみならず、まだまだ拡大しそうな様相です。

※参考:
ドトール・日レスホールディングス  http://www.dnh.co.jp/
スターバックスコーヒージャパン   http://www.starbucks.co.jp/
タリーズコーヒージャパン       http://www.tullys.co.jp/
日経産業新聞(2012年12月14日付)

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