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【2011年9月】・時代を超え、国を越えて〜 ・スマートグリッドって〜 ・いのちを守る救急〜

時代を超え、国を越えて人々を魅了する金。

 世界遺産に登録され、テレビなどで平泉の中尊寺金色堂を目にする機会が増えました。天治元(1124)年に上棟され、修理をしながらも約900年もの間、変わらぬ姿を維持しているのは「金」の持つ永遠性にもつながっているのでしょうか。ということで今月は「金」のお話です。

 中尊寺の金色堂とはその名の通り、堂の内外に金箔を押して仕上げた「皆金色」の阿弥陀堂です。光に満ちた浄土の世界を表現したものとされています。同じく金色に輝く建造物といえば京都の金閣寺ですが、こちらは一説によると明の使節団を迎えるために国力を誇示するためだとも言われています。さらには豊臣秀吉の「黄金の茶室」や古代エジプトの王の「黄金の棺」など、洋の東西を問わず金は権力と富の象徴ともされてきました。

 人間が初めて金を手にしたのは今から6000年前。当初は金鉱石から金だけを取り出す技術はなく、金の加工の歴史は古代エジプト王朝から始まっています。日本でもかつては金の採掘が盛んであったため、マルコポーロに「黄金の国、ジパング」と称されたのはご存じでしょう。

 金はジュエリーとしては、ホワイト・ピンク・イエローなどがブライダル用途に人気が高いほか、コンピューターや宇宙衛星などハイテク産業用に、そして世界に共通する国際的な相場商品として取引が行われています。さらに金は実質的資産のひとつでもあり、長期的に見て価格が安定しているため、アメリカをはじめとする多くの国が金融資産として金を保有しています。金が「国境を越える通貨」「永遠不滅の資産」といわれるゆえんでもあります。

 現在、世界全体で約2500トンを算出していますが、限りある資源である金は、いずれ採掘不能になると予測。将来的には、在庫の利用または再利用という手段だけになるといわれています。

 サンスクリット語の「輝く」という意味が「ゴールド」という言葉の語源と言われているように、空気中でも水中でも変わらない金の輝き…。その永遠性が時代や国を問わず人気の理由なのです。

※参考:
田中貴金属工業株式会社  http://gold.tanaka.co.jp/
三菱マテリアル株式会社  http://www.mmc.co.jp/gold/
社団法人 日本地金流通協会  http://www.jgma.or.jp/
関山 中尊寺  http://www.chusonji.or.jp/
金閣寺 北山鹿苑寺  http://www.shokoku-ji.or.jp/kinkakuji/
遊学舎  http://www.yugakusha.net/

スマートグリッドってなんだ?

 近頃、電力関連のニュースの中で「スマートグリッド」という言葉を聞くことがあります。スマートグリッドとは、簡単に言うと電力と通信それぞれのインフラを融合させた次世代のエネルギー供給システムのことで、ITや先端技術を活用したものです。発電した電力とそれを使う家庭や企業を通信ネットワークでつなぐことで、電力需要と供給バランスの制御を行えるようになります。

 日本で1年間に事故によって停電する時間は19分、アメリカは97分(2006年度実績/電気事業連合会調べ)というデータからもわかるように、日本の送配電送網は世界でもトップレベルの安定供給を誇り、世界一停電が少ないといわれています。そのためか、わが国ではスマートグリッドの導入にも積極的ではありませんでした。ところが、先の東日本大震災で電力がひっ迫し、首都圏は計画停電へ突入。これは、電力需要を正確・リアルタイムに把握するシステムが整っていなかったためです。

 このスマートグリッドを実用化するための第一歩がスマートメーターの導入で、電力を「見える化」し、ピーク時でも電力の需要を調整することができるといわれています。

 アメリカはかつて、大規模な停電や電力危機を経験しており、その背景からスマートグリッドを推進してきました。日本でもスマートグリッドという考え方に、真剣に取り組む時が到来したのです。

※参考:
経済産業省  http://www.meti.go.jp/
環境ビジネス.jp  http://www.kankyo-business.jp/
日本経済新聞  http://www.nikkei.com/
日刊工業新聞  http://www.nikkan.co.jp/
一般社団法人スマートプロジェクト  http://www.smartproject.jp/
株式会社東芝  http://www.toshiba.co.jp/

いのちを守る救急

 9の語呂合わせで、9月9日は救急の日。現在の厚生労働省が、一般の方に救急業務・救急医療の理解と認識を深め、ならびに救急医療関係者の士気を高めることを目的に、1982(昭和57)年に制定しました。この日をはさんだ1週間は「救急医療週間」として、各消防署や医療機関などで一般の方を対象に救命講習会など、さまざまなイベントや講習が行われています。適切な応急手当から救急隊員による処置、そして医療機関での処置というリレーをつなぐことにより、救命率の向上を図るのが目的です。

 2008(平成20)年の日本における救急車出動回数は509万7,094件。約6秒に1回の割合で出動していて、国民27人に1人が搬送された計算です。驚きの数字ですが、これでも前年に比べて約19万件減少しているとのことなので、いかに出動回数が多いかをあらためて実感させられますね。一方、東京消防庁の調べでは、2010(平成22)年に救急出動数が過去最高を記録しています。

 救急業務には、各消防局による救急のほか登山の遭難者を救助する山岳救助隊、医療機器を装備したヘリコプターに医師が同乗して救命医療が行えるドクターヘリ、大災害時に駆けつける東京消防庁の特別高度救助隊(ハイパーレスキュー)など特化した分野のものもあります。無計画な登山者による救助要請やドクターヘリの高額な維持費といった現実的な問題もありますが、ハイパーレスキューによる新潟県中越地震の際の救助活動は、まさに“いのちのリレー”を世に知らしめてくれました。

 1948(昭和23)年に発足したわが国の消防から34年の時を経て制定された救急の日は、救急車の適正利用を意識するとともに、「命をつなぐ」ことを考える期間なのですね。

※参考:
総務省消防庁  http://www.fdma.go.jp/
平成22年版 消防白書
東京消防庁  http://www.tfd.metro.tokyo.jp/
中吉野広域消防組合  http://www.nakayoshino.or.jp/

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